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薄毛対策に良い食べ物(栄養素)と避けたい食べ物。薄毛予防も食生活から!

・最近、抜け毛や薄毛が気になってきたなと思うけど、病院に行くほどでもないかと思っている方
・薄毛治療の効果を最大限に期待したい
と思っている方は、食生活の改善も一緒に始めることをおすすめします。

体の健康だけでなく、髪の毛の健康にも普段の食生活が大事になってきます。
ここでは、薄毛対策に良い食べ物(栄養素)や避けたい食べ物などを詳しく解説しています。
ぜひ、参考にして悩みを改善してください。

 

薄毛と食べ物の関係性について

食生活の乱れや栄養不足は、生活習慣病を起こす原因にもなり、健康にまで影響を及ぼす可能性があります。
また、薄毛も進行させる原因にもなってしまいます。

人間の身体は普段食べたり飲んだりしているものが関係していて、髪の毛も同じです。
そのため、普段の食生活を改善することで、薄毛を改善する場合もあります。
今、薄毛で悩んでいるのならば、食生活の見直しもしてみて下さい。

 

髪の毛の健康も食事から!薄毛予防に”良い”栄養素

まずは薄毛予防に良い栄養素を知ることから始めましょう。
薄毛予防に良い栄養素は、9つあります。

薄毛予防によい栄養素(タンパク質、ミネラル(無機質)、ビタミン、ポリフェノール、イソフラボン、サポニン、カプサイシン、フコダイン、乳酸菌)

それぞれ栄養素がどのように薄毛にいいのか、どのような食事や食べ方をしたらいいのか詳しく解説していきます。

 

薄毛対策に良い栄養素①タンパク質

タンパク質(お肉)の画像

タンパク質は身体にとってとても重要な栄養素になります。
タンパク質の摂取量が少ないと、髪の毛まで栄養が行き渡らないため、薄毛を改善したいと思うなら、まずはタンパク質をしっかりと摂取する必要があります。
基本的には、体重1㎏に対して1gが必要だと言われます。

また、タンパク質の3分の1は「コラーゲン」で、髪を太くしてくれる役割もあります。

タンパク質を多く含む食材はこちら。

★卵・肉・大豆・ジャガイモ・白米・納豆・牛乳・ツナ
 牛もも肉・豚もも肉・鶏むね肉・鮭・かつお・豆乳・木綿豆腐など

 
タンパク質は身近な食材に多く含まれています。
1食に最低1つは取り入れてみることから始めてみてはどうでしょうか?

薄毛対策に良い栄養素②ミネラル(無機質)

ミネラル(煮干し)の画像

ミネラルと一言で言っても、薄毛対策に役立つのは、「ヨウ素」と「亜鉛」になります。
ヨウ素は新陳代謝を促して、身体の成長をサポートしてくれ、亜鉛は髪の栄養分であるタンパク質を作るサポートをしてくれます。

さらには、頭皮や髪の毛の再生を促して、抜け毛の予防もしてくれますよ。

ミネラルを多く含む食材はこちら。

★バジル・干しエビ・かたくちイワシ・青のり・あおさ
 煮干し・桜エビ・刻み昆布・ワカメ・牡蠣・パプリカ・塩辛など

 
効率的にミネラルを接取するには、味噌汁に海藻類を入れるのがおすすめです。

薄毛対策に良い栄養素③ビタミン

ビタミン(野菜)の画像

●ビタミンB2→髪の毛の成長や細胞を作るのを促してくれます。
●ビタミンB6→細胞の代謝を促進するのに関わります。
●ビタミンB12→血液の流れをよくして、頭皮や髪の毛に栄養を送ってくれます。
●ビタミンA→頭皮や皮膚、鼓膜を保護してくれます。
●ビタミンC→コラーゲンを作って、頭皮や皮膚を作る元になります。
●ビタミンE→血液の流れを良くして、身体が老化するのを防止してくれます。

ビタミンを多く含む食材はこちら。

★ビタミンB2 卵黄・肉・緑黄色野菜など
★ビタミンB6 レバー・肉・魚・卵・牛乳・大豆など
★ビタミンB12 レバー・肉・魚・卵・チーズなど
★ビタミンA レバー・卵・緑黄色野菜など
★ビタミンC 緑黄色野菜・果物など
★ビタミンE 胚芽油・大豆・穀物・緑黄色野菜など

 

薄毛対策に良い栄養素④ポリフェノール

ポリフェノール(ブドウ)の画像

ポリフェノールは、頭皮を健康に保って、抜け毛の防止にも役立ちます。
抗酸化作用があり、紫外線などのダメージやストレスからも身体を守ってくれる役割もあります。

ポリフェノールを多く含む食材はこちら。

★コーヒー・ごぼう・ブロッコリー・大豆・ぶどうなど

 

薄毛対策に良い栄養素⑤イソフラボン

イソフラボン(大豆)の画像

男性ホルモンが増えると薄毛になりやすくなります。
イソフラボンには女性ホルモンと同じような働きをするので、イソフラボンを接取すれば、過剰に増えた男性ホルモンを抑えてくれます。
イソフラボンは薄毛対策には欠かせない栄養素になります。

イソフラボンを多く含む食材はこちら。

★豆腐・豆乳・納豆・おから・味噌・醤油・油揚げ・大豆・きな粉など

 
イソフラボンを多く含む食材は、和食にあうものが多いです。
味噌汁に海藻類や豆腐を入れて、積極的に摂取してみてはどうですか?

薄毛対策に良い栄養素⑥サポニン

サポニン(高野豆腐)の画像

サポニンは高麗人参に含まれている成分で、血行を良くしてくれます。
血行が良いと全身の隅々まで血液が行き渡るので、頭皮の血行もよくなります。
それで薄毛の改善につながってきます。

サポニンを多く含む食材はこちら。

★大豆・高麗人参・田七人参・お茶・ゴボウ・アマチャヅル
 高野豆腐・生揚げ・がんも・油揚げ・おから・豆乳・ゆば納豆など

 

薄毛対策に良い栄養素⑦カプサイシン

カプサイシン(唐辛子・キムチ)の画像

カプサイシンは唐辛子に含まれている成分で、イソフラボンとの相性がいいのが特徴です。
一緒に摂取することで知覚神経が刺激され、頭皮から栄養を受け取る毛母細胞の働きをよくします。

カプサイシンを多く含む食材はこちら。

★唐辛子・ししとうなど

 

薄毛対策に良い栄養素⑧フコダイン

フコダイン(海藻)の画像

フコダインには、毛の根元になる毛乳頭に働きかけ、育毛を促進するたんぱく質の分泌量を増やす効果があります。

フコダインを多く含む食材はこちら。

★わかめ・昆布・めかぶ・もずくなど

 

薄毛対策に良い栄養素⑨乳酸菌

乳酸菌(ヨーグルト)の画像

乳酸菌の特徴には、腸内環境を整えるということがあり、身体全体に大きな影響を与えます。
また、腸内環境を整えると、老化の防止にもつながってきます。

上記で紹介している薄毛対策に良い栄養素をいくら摂取しても、腸内環境が整っていなければ、意味がありません。
直接的には薄毛には関係はありませんが、体内が健康だと、摂取した栄養素が髪の毛まで届けるために重要になってきます。

乳酸菌を多く含む食材はこちら。

★ヨーグルト・納豆・漬物・チーズなど

 

髪の毛にあまり良くない食事について

 

薄毛対策に良い栄養素や食材などをご紹介してきましたが、反対に髪の毛にあまりよくない食事もあるので、出来るだけ避けるようにしましょう。

髪の毛にあまり良くない食事には、以下のようなものがあります。

・脂質の多い食事

・糖質の多い食事と飲み物

・過剰なアルコール摂取

・化学調味料

・炭酸飲料

 

脂質の多い食事をすると、頭皮が脂っぽい状態になり、頭皮の老化を進めてしまいます。
また、糖質の多い食事や飲み物、炭酸飲料を接取すると、体内に糖質が過剰に吸収されて、血液がドロドロになり、頭皮の老化を進めてしまいます。

アルコールを過剰に摂取すると、分解する時に体内のビタミンが多く使われることになり、必要なビタミンが体内から無くなってしまうことになります。

化学調味料は、体には必要のないもので、体の老化を進めると言われています。

髪の毛にあまりよくない食事や飲み物を辞めるだけで、薄毛が改善される方もいらっしゃいます。

以上の理由から、髪の毛にあまり良くない食事は避け、栄養の偏りのない食事を心がけるようにしてください。

 

薄毛対策・薄毛にお悩みがある方はご相談も受け付けています

当院は薄毛の治療を開始して20年以上が経ち、これまで数多くの患者様と一緒に治療を進めてきました。
それぞれの患者様の原因を見つけて、ご希望やライフスタイルに合わせたご提案をしています。

今までご相談するのが不安だった方、他院では満足のいく効果が得られなかった方は、治療経験豊富な当院で治療をしていきましょう。

まずはカウンセリングを受けてみて下さい。

医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院 院長 大西 勝 監修
監修

大西 勝 院長

医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院
国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、 角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。

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