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薄毛になる原因と改善するための対策を医師が解説します!

まだ若いのに、抜け毛が気になったり、ボリュームが少なくなってきたと、若ハゲに悩む人が増えてきています。
ある程度、年齢を重ねていれば、ついに来たかとまだ納得ができるかも知れません。
しかし、これが10代や20代の若いうちだと、不安を感じますよね。

今回は、薄毛になる原因や予防策、改善策をご紹介します。

 「若ハゲ」は何歳から?

若ハゲは、何歳から何歳までのことを指すのでしょうか?
薄毛で悩む人にとっては、気になりますよね。

一般的に若ハゲと呼ばれるのは、10代後半から30代後半になります。
早い人だと高校生くらいから、薄毛が始まると言われています。

10代~30代で脱毛が進んでいると感じている人は意外といることがわかりますね。
女性より男性の方が悩んでいる人が多いです。

若年性脱毛症はAGAの一種

若ハゲは「AGA(男性型脱毛症)」の一種で、ゆっくりと進行していく薄毛のことを言います。
その中で10代後半から30代後半でなった方を「若ハゲ=若年性脱毛症」と呼んでいます。

 

どこからが若者の薄毛?自分で確認できるタイプ別薄毛画像

AGAは毛髪が生えるサイクルの中で、十分に成長できなかった毛が抜けてしまうことで、やがて薄毛になってしまう疾患になります。
そのため、初期の状態では、ただの抜け毛なのかAGAなのか、自分で判断することが難しく、不安になると思います。
AGAは早期治療が重要になるので、自分でも確認してみましょう。

Type①頭頂部から進行

頭頂部から進行するパターンのAGAを「O型」と言います。
進行していくと、おでこや生え際の方からも後退が始まり、いずれは頭頂部の方に繋がる場合がほとんどになります。
最初の方は、頭頂部だけなので、なかなか自分では気付きにくく、日本人に多いのが特徴です。

Type②こめかみから進行

こめかみやおでこの生え際から進行するパターンのAGAを「M型」と言います。
一般的には左右のどちらかから進行していき、最後に額の順番で進行します。
毛髪が中央に残るため、進行が分かりにくいのが特徴です。

Type③額の生え際が後退

額の生え際が後退するパターンのAGAを「U型」と言います。
こめかみやおでこの生え際から進行するM型との大きな違いは、M型のように一部が尖ることなく、平行に同じペースで進行するということです。
自分でも周りの人にも気が付きやすく、欧米人に多いのが特徴です。

 

若年性脱毛症になる原因

ある程度、年齢を重ねてから薄毛に悩む方は多いですが、10代や20代でも悩む人は少なくありません。
なぜ若いうちに薄毛になってしまうのでしょうか?
若年性脱毛症になる原因を詳しく解説します。

男性にありがちな若者の薄毛の原因

男性にありがちな若者の薄毛の原因には、以下のようなものがあります。

・男性ホルモン
・ストレス
・生活習慣
・お酒、たばこ

などです。

男性が薄毛になる一番の原因は、男性ホルモンが影響しています。

AGAは、男性らしい身体を作る上で大切な「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンが、元になって引き起こされます。
テストステロン自体には問題ありませんが、5α-リダクターゼーという酵素と結びつくことで、「ジヒドロテストステロン」通常DHTというホルモンに変わりますが、このDHTがAGAの原因です。

髪の毛にはヘアサイクルがありますが、DHTが髪の毛の成長を妨げる働きをして、ヘアサイクルが乱れて、抜け毛が増えます。
十分に成長しないで生えた髪の毛は、細くて弱くなりますし、抜け毛が増えることで薄毛になってしまうということです。

女性にありがちな若者の薄毛の原因

女性にありがちな若者の薄毛の原因には、以下のようなものがあります。

・女性ホルモンの減少
・ストレス
・運動不足
・睡眠不足
・過度なダイエット、食生活の乱れ
・パーマ、ヘアカラー

などです。

女性が薄毛になる原因はいろいろ考えられますが、一番関係しているのは「女性ホルモンの減少」になります。

女性は男性ホルモンも女性ホルモンも両方持っていますが、女性ホルモンが減って、男性ホルモンが増えると、薄毛になる可能性が高いです。
女性ホルモンの減少になるのは、ストレスや栄養不足などの生活習慣が関係しています。

遺伝から発生する若者の薄毛

AGAの主な原因としてホルモンが影響していると言われていますが、遺伝も大きく影響しています。

25%の確率でAGAは遺伝すると言われていますが、必ず薄毛になるだけでなく、なりやすい体質が遺伝します。
遺伝するのは、「5α-リダクターゼの活性度」と「男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)の感受性」です。

5α-リダクターゼはテストステロンと結びつくことで、ヘアサイクルを乱すDHTに変化します。
また、アンドロゲンレセプターは、DHTの受け口になります。
それぞれが何かの原因で、活発的になれば、AGAを進行させることになるということです。
5α-リダクターゼは両親から、アンドロゲンレセプターは母型の祖父から遺伝すると言われています。

しかし、自分が遺伝しているかどうかははっきりと判断できないため、もし詳しく調べたい場合は、クリニックで検査をしてもらうのがいいでしょう。

 

薄毛の前兆を感じたらすぐに予防を

若年性脱毛症の前兆を少しでも感じたらすぐに予防をしましょう。
早い段階から予防することで、進行するのを防ぐことが出来ます。

薄毛は進行すればするほど、強い効能の薬や治療が必要になるため、副作用のリスクや費用もかかってきます。
そのため、早い段階で出来ることから始めることが大切です。

 

薄毛がカバーできる髪型

薄毛が気になる方は、どうにかして隠さなければいけないと思うかも知れませんが、実は無理に隠す必要はないんですよ。
無理に薄毛を隠そうと思ったら、髪が多い部分と少ない部分がはっきりと分かれて、薄い部分が強調されてしまい、余計に目立ってしまうことになります。

そこで、おすすめの薄毛がカバーできる髪型をご紹介します。

・ソフトモヒカン
・オールバック
・ツーブロック
・ショートカット
・おしゃれ坊主
・パーマスタイル

薄毛を無理に隠すのではなく、上手く活かせる髪型にしましょう。

 

薄毛が酷くなる前に!今からできる薄毛改善法

薄毛がひどくなる前に、改善をしましょう。
改善法をご紹介します。

生活習慣を見直す

生活習慣を見直すことで、薄毛が改善できる可能性が高くなります。
髪の毛は身体の一部なので、髪のためにも健康のためにも、しっかりと栄養のあるバランスのいい食事を心がけるようにしましょう。

コンビニ弁当やファーストフードばかり食るのではなく、髪の毛を作るのに必要な栄養素を中心に、摂取するようにしてください。

髪に必要な栄養素は、代表的なもので大豆、乳製品、卵、肉などの「たんぱく質」、レバー。緑黄色野菜などの「ビタミン」、カキ、魚介類、チーズ、肉などの「亜鉛」です。

また、ストレスを溜めすぎたり、睡眠不足にならないようにするのも大切です。

薄毛(AGA)に効果の高いシャンプーや育毛剤を使用する

薄毛に効果の高いシャンプーや育毛剤を使うのもおすすめです。
薄毛治療を行っている医師が開発したシャンプーがあります。

頭皮に優しい植物成分を配合しているので、安全に使え、薄毛が気になる人や薄毛の治療中の人、毛髪を健康にキープしたい人に使って頂きたいシャンプーです。

・HG エヌプラス®シャンプー
https://o-labo-cosme.shop-pro.jp/?pid=95626744

育毛剤は、髪の毛を育て、抜け毛を防いでくれる効果があります。
ボリュームやハリ、コシが出るので薄毛の改善に期待ができますよ。

 

年齢に関わらずAGA治療ができる専門クリニックを受診しましょう

AGAは年齢に関係ないことが分かっていただけたと思います。
そのため、気になったら早めにAGA治療ができる専門クリニックを受診するようにしましょう。

当院では、老若男女問わず薄毛に悩む多くの患者様にご来院頂いています。

悩みの程度は人によってそれぞれで、まだひどくなっていないけど、遺伝していると分かっているため、現状維持のために内服を始める20代の方もたくさんいらっしゃいますよ。

患者様1人1人の目的や希望に合わせて、治療をご提案できますので、ぜひ一度ご相談してください。

予約はカンタンWeb予約がおすすめです。
本日より5日以降のご予約から受け付けています。
https://onishicl-aga.com/reserve/

お急ぎの方は電話予約をお願いいたします。

若年性脱毛症の治療を受けた患者様の声

・友人がAGA治療を行っているクリニックで勤めているということもあり、以前より悩んでいた薄毛の悩みを相談することにしました。大学の頃よりも髪のボリュームが減った感じがしたことと、何より抜毛が増えたことが気になっていたので治療をすることを決断しました。いろいろな治療法の説明を受けましたが、その中でも私は飲み薬で治療が出来る「ドクターグロー」を選びました。飲み始めてそんなに急に大きな変化はありませんでしたが、徐々に抜毛の量が減り髪の量も増えている実感がありました。(この悩みが本当に大きかったので、改善されていったのはすごく嬉しかったです。)

治療を開始して1年、思っていたよりも改善され、薄毛は治療出来る悩みだったんだと驚きました。飲み薬だけだったので日々の煩わしさもありませんでしたし、ドクターグローの治療法が私には合っていたと思います。今後は維持していく為に、飲むペースなどの相談もしながら続けていこうと思います。

(30歳 男性 会社員)

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・私は29歳でAGAの治療を始めることになりました。父も若い頃から薄くなっていたので、遺伝が影響しているのだと思います。前頭部の薄毛が気になり始めたため、インターネットでいろいろと調べました。まだ年齢的に薄毛になるのは早すぎるだろと感じましたが、進行すると見た目が老けるのが嫌で、早めに治療をすることに決めました。「プロペシア」という飲み薬と、「フォリックス」という塗り薬を使っています。治療を始めて半年を過ぎたころには、薄毛があまり気にならなくなりました。3年経った今では、まったく実感することはありません。

(32歳 男性 会社員)

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・私が薄毛になったのは25歳の時でした。当時、仕事で同僚との仲が上手く行っておらず、毎日ストレスを感じていました。シャンプーをした時や、ブラシで髪をといた時に、抜け毛がやたら多いので、おかしいなと思っていました。最初は、ただの抜け毛だと思って、あまり深く考えていなかったのですが、友人の美容師にカットしてもらった時に、「だいぶ髪の毛が抜けてるけど、何かあった?」と言われました。鏡で頭頂部を見たら、地肌が見えるぐらいになっていました。仕事で忙しいのを理由で、髪の毛のケアをおろそかにしていたことを後悔しました。このまま進むことに危機を感じて、薄毛対策を始めました。育毛剤が効果あって、1年ほどで髪の毛にボリュームが出てきました。地肌が見えていたところも、新しい髪の毛が生えていて、嬉しかったです。2年目にはさらに髪が増え、抜け毛もなくなりました。3年目には、薄くなっていた部分が完全に隠れて、薄毛だとはもうわかりません。

(29歳 女性 事務職)

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医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院 院長 大西 勝 監修
監修

大西 勝 院長

医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院
国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、 角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。

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