これってAGA?抜け毛の心配とその対策法
抜け毛の本数が増えてしまうと、気になりますよね。
毛が抜けて新しい毛が生えてくるのは誰でもあることです。
しかし、一度に大量の抜け毛があると、「薄毛にならないか」と心配になります。
一般的な抜け毛と、AGAによる抜け毛はどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、一般的な抜け毛の違いと
AGAによる抜け毛の違いと、抜け毛の原因と対策法をご紹介します。
洗髪のたびに抜け落ちる毛の恐怖
洗髪するたびに指や排水口に多数の抜け毛が絡まって、ビックリしたことはありませんか?
抜け毛が多いと、薄毛を心配してしまいますよね。
しかし、薄毛になっていなくても、人間はある程度の抜け毛があるのは普通のことです。
ここでは、一般的な抜け毛と、AGAによる抜け毛の違いをご紹介します。
一般的な抜け毛
人間は性別に関係なく、1日あたりの平均として、100本前後の髪の毛が抜けます。
毎日同じ本数が抜けるわけでなく、少ない日があれば多い日もありますが、
平均が100本前後ということです。
また、夏から秋にかけては抜け毛の本数が多くなると言われており、
この時期には他の時期より抜け毛の本数が増えることが多いでしょう。
理由はまだ解明されていませんが、
夏場に浴びた紫外線により頭皮がダメージを受けている可能性があります。
夏から秋にかけては、人によっては100~200本ほどの抜け毛が1日に起こることがあります。
しかし、これは異常というわけではないので、これだけで薄毛を心配する必要はないでしょう。
人間の髪の毛はおよそ10万本と言われているので、100本抜けても0.1%にしか過ぎません。
また、通常なら髪の毛が抜けても新しい髪の毛が生えてくるので心配はいりません。
AGAによる抜け毛
一般的な抜け毛なら、1日あたり平均100本の抜け毛があっても、新しい髪の毛が生えてくるので心配がありませんが、
抜けるだけ抜けて生えてこない場合は注意が必要です。
AGAになると、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンによって、
髪の毛を作る毛母細胞の活動が抑制され、ヘアサイクルが乱れてしまい、抜け毛が目立つようになります。
抜け毛の量が急激に増えたり、抜け毛ばかりが目立つようになったら注意しましょう。
AGAとは、男性ホルモン型脱毛症(男性型脱毛症)のことで、男性特有の進行性の脱毛症のことです。
日本では10代後半~50代の成人男性に多く、
薄毛に悩んでいるのは1,260万人以上いると言われています。
これは、3人に1人という計算になります。
頭頂部の髪の毛が薄くなったり、生え際が後退していったりと進行性のある脱毛症で、
薄毛に悩む男性のほとんどがAGAになっていると考えらているのです。
そのため、AGAになると、何かしらの治療を行わなければ、確実に進行してします。
薄毛が気になりだしたら、専門機関を受診して、AGA治療を始めましょう。
もし、抜け毛が気になるようなら専門の医師に相談することをおすすめします。
抜け毛の原因と対策法
抜け毛が増えてきた場合、これ以上進まないように対策をしたいと思いますよね。
薄毛を防ぐためには、頭皮環境を良くすることが大事なのです。
栄養バランスの見直しをしたり、生活習慣の見直しをしたり、頭皮マッサージをすることで、薄毛対策ができます。
薄毛にならないためには、早めに対策をしていきましょう。
栄養バランスの見直し
AGAになる主な原因は、男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(HDT)による影響が多いですが、
生活環境などの様々な要因が重なって進行します。
生活環境で最も大きく関係してくるのが、食生活です。
食べ物から摂取する栄養素で身体は作られているため、栄養バランスを見直すことで、薄毛予防ができるのです。
髪の毛を作っている成分は、たんぱく質、亜鉛、鉄などのミネラル類や
ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビオチン、βカロテンです。
これらの栄養素をバランスよく摂取するように心掛けましょう。
逆に、脂や糖分が多くカロリーの高い食事などは、発毛に良くない栄養素です。
脂は血管をつまらせるおそれがあり、髪の毛が生えにくくなり、糖分が多いと消化するのに使われてしまうため、
ビタミンBや亜鉛などが髪の毛を生やす邪魔をしてしまいます。
そのため、脂や糖分が多くカロリーの高い食事は控えるようにしましょう。
生活習慣の見直し
食事も大切ですが、薄毛対策をするなら生活習慣も見直しましょう。
特に睡眠やタバコ、アルコールなど注意が必要です。
・質の良い睡眠
寝ている時の深い睡眠(ノンレム睡眠)時には、髪の毛の成長に必要な成長ホルモンが分泌されています。
そのため、成長ホルモンを分泌させるためにも、質の良い睡眠を取る必要があります。
6~8時間は睡眠を取ることを心掛けましょう。
質の良い睡眠を取るためには、日中に軽い運動をしたり、
寝室の明かりを暗くして、適度な室温にしたり、
就寝の2~3時間前に入浴を済ませたり、寝る前のアルコールやカフェインを控えるなどして
環境を整えておくのが必要です。
・できるだけ禁煙
喫煙すると、たばこに含まれるニコチンやタールなどによって、毛細血管が収縮し、血行が悪くなるため、
抜け毛が増える大きな原因になってしまいます。
また、体内に活性酸素が生まれるので、髪の毛を作るのに必要なビタミンCなどが、
活性酸素を除去するためにどんどん奪われていきます。
禁煙することは、薄毛対策に繋がるでしょう。
・アルコールはほどほどに
アルコールを飲み過ぎるのもAGAの原因になります。
アルコールを大量摂取すると、髪の毛に必要なアミノ酸が分解されてしまうのです。
ただ、適量のアルコールを飲むことは、リラックス効果や頭皮の血行促進になるので、完全に辞める必要はありません。
大量摂取しないように、ほどほどにしておきましょう。
頭皮マッサージ
頭皮マッサージも、薄毛対策に繋がります。
頭皮マッサージは、頭皮を柔らかくして、血行促進の効果が期待できます。
ただ、頭皮が濡れている状態で強いマッサージをしてしまうと、頭皮を傷つけかねません。
そのため、洗髪する前に念入りに頭皮マッサージをして、
シャンプーの時に軽くマッサージするのがおすすめです。
正しい頭皮マッサージのやり方は、以下の通りです。
【正しい頭皮マッサージのやり方】
1.頭皮全体を指のはらで10秒ほど押す
2.親指は耳の後ろにあるくぼみ周辺に置いて、後頭部から頭頂部にかけてずらしながら
頭皮を持ち上げるイメージで1カ所につき3秒押す
3.親指以外の4本の指を前頭部に押し当て、こめかみと生え際から頭頂部にかけてずらしながら
頭皮を持ち上げるイメージで1ヵ所3秒押す
4.頭頂部とその周辺を、5カ所を目安にして、頭皮をまんべんなく中指で軽く押す
5.両方の手のひらで、側頭部を包み込んでハンドプレスする。
6.生え際と頭頂部もハンドプレスする
③AGAのお悩みは当院にご相談を
AGAは、前頭部(M字)または生え際、頭頂部から薄毛の症状が現れて、広範囲に広がっていきます。
進行型の疾患なので、対策をしないと確実に進行してしまうため、早めのAGA治療が必要です。
早めにAGA治療を始めることで、期間も金額も抑えることができます。
AGA治療をするには、一般的な皮膚科でもできますが、AGA治療を専門にしているクリニックの方が確実です。
AGA治療に特化したクリニックなら、薄毛について詳しい知識を持っているし、
たくさんの患者様を見てきているので、一人ひとりの体質に合わせた治療を受けられます。
大西皮フ科は、これまで25,000人以上(平成9年~令和2年)の患者様の治療を行った実績があります。
また、幅広い種類の内服薬や外用薬、毛髪再生療法などを取り扱っているため、
患者様に合わせたAGA治療が可能です。
さらに、当院では実際に院長が試して効果を実感した方法のみ採用しております。
そのため、初めての方も他クリニックで効果を実感出来なかった方にもぜひ試してみていただければと思います。
薄毛に悩んでいる方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
【ご予約はコチラから】
https://www.onishiskinclinic.com/reservation/index.html
- 監修
大西 勝 院長
医療法人 大美会 大西皮フ科形成外科医院
国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、 角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。