HARG薄毛治療方法 - HARG療法(再生医療)

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HARG療法とは

ABOUT HARGHARG療法とは

HARG療法とは、失われてしまった発毛機能を再生する治療です。2008年にスタートした比較的新しい治療法で、プロペシアなどの内服薬や外用薬に代わる新しいAGAの治療として注目を集めています。治療方法は、髪の毛の成長因子を含むさまざまな有効成分を頭皮に注射で直接注入します。成長因子が毛母細胞に送り込まれることによって、止まっていた成長シグナルが正常に戻り、細胞が活性化し、髪本来の持つ「育つ」機能を再生させます。幹細胞を活性化させて、髪の毛自らが育つ力を取り戻す毛髪再生医療は、治療が終わった後も髪の毛が自ら成長を続けるため、これまでの治療にはない根本的な治療だと言われています。HARG療法は現在、日本医療毛髪再生研究会から認定を受けた全国の200を超える機関で治療が行われ、広く普及しています。男性、女性どちらにも施術することができるため、プロペシアやサガーロなどが使用することができない女性のFAGA治療にも有効です。

HARG療法の効果

毛髪は成長因子が少なくなると発毛や成長が止まってしまいます。髪の毛は身体と同じく細胞の塊であり、1つ1つの細胞分裂の繰り返しにより大きく太くなっていきます。しかし、そうした細胞は単体では活動を起こしません。成長の指令を出す成分がシグナルを出すことにより、分裂を繰り返していきます。その指令を出す役割をするのが成長因子と言われる成分です。HARG療法では、不足した成長因子を外側から注入してあげることによって、毛母細胞を活性化させていきます。成長の指令がなく休止期に入ってしまっていた細胞も、シグナルが送られるようになり活性化していきます。

効果

HARG療法によって注入されるのはAAPEという幹細胞から抽出されたさまざまな成長因子を含むタンパクです。このAAPEに含まれる成長因子が髪の毛包幹細胞に成長シグナルを出し、止まっていた細胞を活性化します。幹細胞とはいろいろな細胞に変化し、身体の器官をつくることができる細胞です。身体機能の再生を試みる再生医療の分野において、現在とても注目を集めています。HARG療法では、その幹細胞を刺激することによって、細胞が身体の機能や器官を作ったり再生させる働きを回復させます。そして、働きを取り戻した幹細胞は、今度は自らも成長因子を出すようになります。自分でもシグナルを出せるようになった幹細胞を持つ髪は、髪本来の成長する働きを取り戻し、発毛が持続的に促されていきます。こうして髪はさらに強く、太くなっていきます。
このように、HARG療法で成長因子を注入することにより、2段階の成長が促されます。1つ目は注入された成長因子の刺激による細胞の活性。そして、2つ目は活性化された毛包幹細胞が自ら生み出す成長因子による発毛です。

HARG療法で注入する成分

成長因子

HARG療法では、髪の成長因子の他にも、髪に必要な有効成分を注入します。成長因子で細胞に働きかけ、他の成分で髪の成長をサポートします。成分の内容は施術するクリニックによって異なりますが、大西皮フ科では独自のオリジナルカクテルで効果的な治療を行っています。カクテルに含まれる成長因子にも種類と作用がそれぞれあり、含有されているインスリン様成長因子は、毛母細胞の分裂を促進する働きがあります。bFGFという成長因子は繊維芽細胞成長因子と呼ばれ、血流を促す作用があり、またVEGFという血管内皮細胞成長因子は血管を新生する働きを持っています。大西皮フ科のHARG療法ではこれらの複合的な作用により、強力に細胞を活性化します。

ミノキシジル

オリジナルカクテルには、日本皮膚科学会の診療ガイドラインにおいてAランクの効果があると認定されているミノキシジルも配合されています。ミノキシジルは血管を拡張させ、血流を促進する効果があり、髪に必要な栄養素を効率よく運ぶサポートをします。

他の有効成分

コエンザイムQ10・ヒアルロン酸
コエンザイムQ10・ヒアルロン酸

美容でも注目されているコエンザイムQ10は頭皮や髪にとっても有効な成分です。髪の毛はタンパク質を元に作られますが、そのタンパク質を生成する際にコエンザイムQ10が役立ちます。ヒアルロン酸は頭皮の乾燥を防ぐ成分です。多くの育毛剤やシャンプーにもヒアルロン酸は配合されており、薄毛対策には有効な成分として知られています。頭皮にとっても乾燥は良くないので、高い保湿性を持ったヒアルロン酸を注入してあげることで、抜け毛の防止になります。

銅ペクチド

化粧品にも保湿成分として配合されていることが多い銅ペクチドは、育毛剤や薄毛対策にも使われています。銅ペクチドは皮膚のターンオーバーを促し、頭皮環境を正常化させる効果があります。さらにAGAの原因となるDHTを作り出す際に必要となる5α‑リダクターゼという還元酵素を抑制する働きを持っており、フィナステリドなどと同じような効果でAGAの進行を遅らせることができます。

効果を高めるには

生活習慣の改善しましょう
生活習慣の改善しましょう

HARG療法は髪の発毛機能を再生する画期的な治療法ですが、高い効果を得るためには普段の生活も髪の成長に配慮したものにしなければいけません。睡眠は身体と共に髪にとっても回復や成長する時間であることから、充分に取る必要があります。またストレスはホルモンバランスに影響を与えたり、血行を滞らせるなど、発毛を阻害する要因になります。正常な発毛が促されるように、ストレスを溜めない環境づくりを心がけましょう。

食生活を見直す

髪の毛の成長には栄養素が必要です。オリジナルカクテルの中にも必要な成分は含まれていますが、普段の食事からも栄養をコンスタントに摂取しなければ健康的な髪の成長は行われません。中でも亜鉛は髪の元となるケラチンを生成するのに必要な栄養素です。ケラチンは主にアミノ酸から作られますが、亜鉛もなくては作り出すことができません。髪に必要なタンパク質やビタミンなどと共にバランスよく摂取しましょう。

HARG療法の副作用

これまでHARG療法における副作用は報告されていません。安全性の高い治療だと言えるでしょう。ただ、オリジナルカクテルに配合されているミノキシジルは元々、血圧を下げる薬として開発されたものですので、血圧が低い方や血圧をコントロールしている方にとっては必要以上に血圧を下げてしまう可能性があります。血圧に不安がある方は、事前に医師に申し出るようにしましょう。

治療に関する注意事項

パーマやカラーについて

治療は半年を目安に定期的に行うのが通常です。治療期間中はパーマやカラーはできませんので注意しましょう。またヘアカットも施術後3日以上は空けるようにしましょう。

注射について
注射について

HARG療法では頭皮に注射し、直接成分を注入します。頭に注射と聞くととても痛そうなイメージを持つかもしれませんが、施術するクリニックによっては麻酔の技術により痛みをほとんど感じることなく施術を受けることができます。そのようなクリニックを選ぶには、AGA治療専門医が在籍しているか否かで見極めるといいでしょう。麻酔技術は経験により左右されるので、卓越した技術を持つ医師がいる医院を選ぶと、安心して治療を受けることができます。

HARG療法の料金

全国の認定クリニックで受けることができます。治療は基本的に6回をワンセットに行われ、半年程度の期間を要します。
HARG療法は他の治療にはない根本的なAGAの治療が期待できる治療法です。内服薬や外用薬で思うように効果が見られなかった方は、HARG療法を一度検討してみるのもいいでしょう。

ハーグプラス療法 ハーグプラス療法 頭皮に有効成分である「ミノキシジル」「発毛成長因子」の2大成分を注射で直接注入し、毛髪の発育に関わる「毛母細胞」の活動を活性化させます。毛幹を再成長させ、細く弱々しい産毛も太く強い成毛に成長させます。 1回 110,000円
6回セット 528,000円(88,000円/回)
※全て税込表示

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